寺岡精工、3マルチピッキングカート
- 投稿日時
- 2024/02/26 18:00
- 更新日時
- 2024/02/26 18:00
小回りの利くコンパクトタイプ
寺岡精工は2月1日、計量器内蔵ピッキングカートシリーズから、幅の狭いコンパクトタイプのピッキングカート「3マルチピッキングカート(PKGN-3300)」(=写真)を発売した。
幅480?_のスリムボディで、スペースの限られる倉庫や店舗でのピッキング作業に適する。電子棚札「InfoTag」と連携することで、店舗型ネットスーパーや物流センターのピッキング作業精度・効率向上を実現。
同社は、1925年の創業以来培った「はかり」メーカーとしての計量技術を生かし、コンテナに搭載した計量器によってピッキング作業を効率化する「計量器内蔵ピッキングカート」を開発。バーコードスキャン検品と商品重量による検品をピッキング作業と同時に行うことで、後工程の検品作業を無くし精度向上と業務効率化に貢献する。
今回、新たにラインアップしたコンパクトタイプの計量器内蔵ピッキングカートは、スリム型のピッキングカート(PKGM-4800)よりさらに横幅を9?a短縮し、コンテナを縦置きにすることで、狭い倉庫や店舗でもスムーズにピッキング作業ができる。
電子棚札「InfoTag」で棚札を電子化し、計量器内蔵ピッキングカートシリーズを連携することで、さらにピッキング作業効率アップを実現。ピッキング作業を開始すると受注商品に紐づく電子棚札に搭載するLEDが点滅し、対象商品を示す。作業者は点滅する「InfoTag」を視認することで迷わずスムーズに商品を見つけることが可能だ。
同社は「ピッキングと同時に重量検品・バーコード検品を完了するため、ミスなく正確にお客様の商品を選び取ることができ、作業時間短縮に繋がる」とした。
(2024年2月25日号掲載)