スター精密、大連工場拡張し月産300台体制へ
- 投稿日時
- 2021/12/24 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
スター精密は、工作機械事業の海外製造子会社「欺大精密(大連)有限公司」の工場拡張を決定した。約6億5千万円を投じ、2022年2月の稼働開始を目指す。対象延床面積は5266?u。主に組立工程エリアとして使用する。既存工場(22818?u)のレイアウト変更によって、加工工程エリアを拡大し、加工設備も増設する。
大連工場は、海外生産拠点として1989年に設立した。中国を中心とした東アジア市場向け製品を製造している。スター精密によれば、新型コロナウイルス感染症の沈静化に伴う市況回復のなかでも、中国の受注が高水準で推移しているという。旺盛な受注に対応するため、工場拡張と設備増設に踏み切った。生産能力は現状の25%増となる月産300台体制へ増強する。
(2021年12月10日号掲載)