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オリオン機械、精密空調機&排熱回収ヒートポンプ新製品

投稿日時
2026/02/03 09:00
更新日時
2026/02/03 09:00

オリオン機械(株)

精密空調機「PAP03C-RA」(左)と排熱回収ヒートポンプ「DHP24A」

コスト圧縮と環境負荷低減を実現

オリオン機械は15日、ノンフロン冷媒を採用した精密空調機「PAP03CRA」と、機械室の排熱を再利用する高効率の排熱回収ヒートポンプ「DHP24A」の販売を開始。脱炭素社会の実現に向けた次世代の工場インフラを提案する。

精密空調機の新モデル「PAP03CRA」は、2009年の発売以来、独自の「ヒートポンプバランス制御」で高い省エネ性能を誇るPAPシリーズの最新機種。最大の特徴は、冷媒に地球温暖化係数(GWP)わずか1のノンフロン冷媒「R1234yf」を採用した点にある。

これにより、フロン排出抑制法の適用外となり、ユーザー側の大きな負担となっていた簡易点検や管理工数をゼロにする。半導体露光装置や電子顕微鏡などの高度な温湿度管理が必要な現場において、環境性能と利便性を両立する。

空気熱源の排熱回収ヒートポンプ「DHP24A」は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けたエネルギーの有効活用を掲げて開発された。これまで活用されずに捨てられていた排水から熱を回収し、業界最高レベルとなる加熱COP3.1以上を達成。製造現場におけるエネルギーコストの削減にも大きく寄与する。

最高90度の出湯能力を持ち、既存ボイラーの置き換えや給湯補助として幅広い業種での活用が見込まれる。周囲温度50度まで対応する高耐熱設計により、過酷な機械室内への設置にも適している。標準価格は530万円(税別)で、初年度50台の販売を目指す。

同社は環境負荷を最小限に抑える「ノンフロン」と、エネルギーを循環させる「排熱回収」の二段構えで、ユーザーの環境経営と生産性向上を支援していく構えだ。

(日本物流新聞2026125日号掲載)