1. トップページ
  2. ニュース
  3. スギノマシン、ロボット動作を仮想で確認

スギノマシン、ロボット動作を仮想で確認

デジタルツインをJIMTOFで初披露

 スギノマシンは11月より独セニット社の3Dシミュレーションソフト「fastSUITE」を使った自動化コンサルティングサービスを始めた。1113日まで東京ビッグサイトで開催されたJIMTOFでは、同社の5軸ローダー型産業ロボット「CRb020H5」とともにこのソフトを使ってデジタルツインを構築したシミュレーションサービスを提案。
 fastSUITEは実際のロボットと同様のモデルをソフトウェア内に構築し、動作シミュレーションを行うことで経路や姿勢の検討が行える。また、コントローラと接続しバーチャル空間でロボットの動作や干渉を確認することができ、現地立ち上げ作業を安全・スムーズに行うことが可能という。ロボットだけではなくシーケンサとも接続でき、PLCの処理もできるため、複雑な設備でも信頼性の高いシミュレーションを行うことができるのが特長。
 同社は「fastSUITEの導入で、バリ取り・洗浄から自動化・デジタルツインまで、ワンストップでトータルに提案できる体制が整った」と話す。

20221125日号掲載)