スギノマシン、ロボット動作を仮想で確認
- 投稿日時
- 2022/12/07 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:21
デジタルツインをJIMTOFで初披露
スギノマシンは11月より独セニット社の3Dシミュレーションソフト「fastSUITE」を使った自動化コンサルティングサービスを始めた。11月13日まで東京ビッグサイトで開催されたJIMTOFでは、同社の5軸ローダー型産業ロボット「CRb020H5」とともにこのソフトを使ってデジタルツインを構築したシミュレーションサービスを提案。
fastSUITEは実際のロボットと同様のモデルをソフトウェア内に構築し、動作シミュレーションを行うことで経路や姿勢の検討が行える。また、コントローラと接続しバーチャル空間でロボットの動作や干渉を確認することができ、現地立ち上げ作業を安全・スムーズに行うことが可能という。ロボットだけではなくシーケンサとも接続でき、PLCの処理もできるため、複雑な設備でも信頼性の高いシミュレーションを行うことができるのが特長。
同社は「fastSUITEの導入で、バリ取り・洗浄から自動化・デジタルツインまで、ワンストップでトータルに提案できる体制が整った」と話す。
(2022年11月25日号掲載)