フクシマガリレイ、CO2冷媒採用フリーザー
- 投稿日時
- 2023/05/22 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:21
システム制御で20%省エネ化
フクシマガリレイおよびタカハシガリレイは4月18日、「トンネルフリーザー」と「冷凍冷蔵倉庫」向けのCO2冷凍システム「NOBRAC」の本格展開を開始したと発表した。
ガリレイグループは創業100周年となる2051年を見据えてサスティナブルビジョン「Dramatic Future 2050」を策定し、30年までの環境アクションとしてグリーン冷媒への転換を進めている。今回開発したトンネルフリーザー・大型冷凍冷蔵倉庫向け CO2冷凍システムには、現行のフロン冷媒(R404A)と比べて環境負荷が大幅に小さいCO2冷媒を採用。加えて、CO2冷凍機とフリーザーの統合制御する独自のシステムで、負荷変動に応じた冷却追従性やフリーザー膨張弁制御の最適化、冷凍機予知に対するフリーザー制御の連動など運転の適正化を図ることで、同社の試験機に比べて最大約20%の省エネを実現した。
(2023年5月15日号掲載)