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イトーキ、西日本供給網を再編

投稿日時
2025/09/17 09:00
更新日時
2025/09/17 09:00
「GLP ALFALINK茨木3」外観

関西物流センターを茨木へ移転、2千坪のワンフロア

イトーキは現行の関西物流センターを大阪府茨木市の「GLP ALFALINK 茨木3」に移転し、91日から稼働を始めた。関西24県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)への製品供給の拠点となる。西日本全域への製品供給を担う「滋賀ロジスティクスセンター」(滋賀県近江八幡市)と合わせ、西日本の供給網を再編し、配送効率を高める狙いだ。

元々の関西物流センターは197510月の開設。しかし老朽化や耐震性能、5階建てで上下搬送が必要な構造による作業効率の低下といった課題を抱えていた。新拠点では約2000坪のワンフロア構造で搬送時間を短縮。さらに滋賀ロジスティクスセンターと連携し、西日本全域の集約拠点としての機能を強化する。オフィス製品や建材の在庫・配送を一元管理する拠点として移転後に順次機能を拡充し、入出庫オペレーションの効率化を行うという。

新たな関西物流センターは大阪・京都・神戸中心部へ30分圏内という好立地で、関西24県をカバーする中核拠点として機能。名神高速「茨木IC」や近畿道「摂津北IC」など主要高速道路へのアクセスに加えて空港・港湾との連携も容易で、長距離輸送から都市部配送まで柔軟に対応する。社内連携を強化し主体性のある働き方を実現する「協創オフィス」、スタッフのエンゲージメント向上に貢献する「リフレッシュスペース」などを備え、座席はフリーアドレス制とし、カウンター席、ファミレス席、ボックスベンチ、カフェテーブルなど、多様なワークスペースを整備。業務内容や気分に合わせて好きな場所を選べる自由度と居心地の良さにより、人材の定着を図っていく考え。

イトーキ02.jpg

協創オフィス



2025910日掲載)