韓国でもサポート体制強化
牧野フライス製作所は4月7日、中国・湖北省武漢市の新工場を開所、自動車関連メーカー用工作機械の生産と供給を開始した。「中国でのEV生産増加を見越し、関連部品を生産する工作機械を供給していく」(同社)としている。
自動化と効率化した生産システムを採用し、高精度な立形マシニングセンタ、横形マシニングセンタなどの加工生産設備を生産する。2025年までに年間生産1500台を見込む。
また、4月18日には韓国・龍仁市にIoTセンタ(Makino Korea Co., Ltd. Giheung IoT Center)を開所した。
遠隔サポート機能の活用を見据えたコールセンタと、新たな部品管理システムを備えたパーツセンタの2つの機能を有する。
「これまでは烏山市の本社にて韓国国内向けに販売、サービスサポートを行っていたが、さらなるサービス体制の強化を目的に設立した。これまで以上に顧客へ迅速なサポートの提供を行っていく」(同社)
(2023年5月15日号掲載)