山善、アジアで機械事業拡大
- 投稿日時
- 2026/05/13 09:00
- 更新日時
- 2026/05/13 09:00
生産財商社2社と協業
山善は東南アジアの機械商社との協業を強化している。同社が昨年4月に開始した3カ年中期経営計画「PROACTIVE YAMAZEN 2027」で掲げるグローバル展開の加速の主要施策である「ターゲット市場の地理的拡大」「市場とビジネス業態の多様化対応」「仕入先(パートナー)企業との関係強化」を着実に進める考え。
山善が2月に株式譲渡により子会社化したマレーシアの機械商社であるCK Mac Global Sdn.Bhd.(1982年創業)とは3月6日、工作機械拡販に向けた両社によるセレモニーをクアラルンプール市内のホテルで開いた。出席した山善執行役員の中田公也海外事業部長は「CK Mac Globalはマレーシア市場における圧倒的な知見、揺るぎない顧客基盤、そして迅速かつ実践的な意思決定力を誇る。一方、山善は多彩なサプライヤーネットワーク、革新的なソリューション、そして豊富な海外事業運営のノウハウを有している。双方の強みを融合させることで、未曾有の強力なシナジーを生み出し、市場を席捲する革新的な価値を必ず創造出来る」と挨拶した。CK Mac GlobalのManaging DirectorであるCK Lee氏は「ベストな選択である山善グループの一員となり、この日を迎えることができた。矜持を持ち、対等なパートナーという気概をもって、事業の成長と発展を目指す」と話した。
山善が3月27日付で株式譲渡により子会社化したインドネシアの機械工具商社であるPT. Somagede Indonesia(SGI社、2006年設立)とは同日、機械工具の拡販に向けた両社による式典をジャカルタ市内のSGI社本社で開催。出席した山善の中田事業部長は「両社の強みを最大限に活かし、強力なシナジーを生み出し、共に成長していくことを確信している。この新しいパートナーシップを通じて、双方の強みを活かし、より強固なビジネス基盤を構築し、インドネシア全土でのプレゼンスを一層高める」と挨拶した。SGI社のコミッショナーであるDarmawan Boedi Soetrisno氏とCEOのNg Kim Soon氏は「産業の進化や世界情勢の変化で、競争がますます複雑化する中、会社の持続的成長を実現するには、世界中どこにでもアクセスできるネットワークを維持するだけでなく、専門性を組み合わせた高い運用能力が重要になる」との考えを示した。

【左から】SGI社CEOのNg Kim Soon氏、コミッショナーのDarmawan Boedi Soetrisno氏、山善の中田公也海外事業部長
(日本物流新聞2026年4月25日号掲載)