ESR、4階建マルチテナント物流施設竣工
- 投稿日時
- 2024/11/11 18:00
- 更新日時
- 2024/11/13 14:17
伊丹空港至近に
ESRは9月30日に4階 建てマルチテナント型物流施設「ESR 伊丹ディストリビューションセンター」(伊丹DC)を竣工させた。同社では全国34件目、関西圏で5件目の竣工。阪神高速道路池田ICから3・5㌔、大阪国際空港から約5㌔で、臨空都市の利点を活かせるエリアに立地。大阪市中心や北摂、神戸、京都などへのラストワンマイル配送や全国への広域配送を想定する。
伊丹DCは延床面積2万9999平方㍍。1階の両面にトラックバースを備え、大型車両と普通乗用車の出入り口を分離し入出庫の安全性に配慮する。最小賃貸区画は約2700坪で、1階を3区画に分け、2階から4階の各階1フロアを組み合わせた「2層使い」の仕様で、最大3テナントに賃貸できる。各区画には積載5㌧の荷物用エレベーターと2基のダブルパレット専用垂直搬送機が備わっている。
兵庫県内では同社が手掛ける日本最大規模のプロジェクト「川西DC1」が2025年5月、「川西DC2」が同3月に竣工を控える。スチュアート・ギブソン代表は「関西圏ネットワークをさらに強化する」とする。
(日本物流新聞2024年10月25日号掲載)