トーヨーエイテック、JIMTOF2026に生産性2倍の横形内面研削盤
- 投稿日時
- 2026/10/08 11:50
- 更新日時
- 2026/10/08 11:51
自動芯出しシステム搭載の複合研削盤も
トーヨーエイテックは、生産性を従来比2倍に高める横形内面研削盤「THG-10Cd」と、多品種少量生産の段取り負担を軽減する立形複合研削盤「TVG-40Sd」を開発した。工作機械見本市「JIMTOF2026」に出展し、2027年春の発売を目指す。
THG-10Cdは2本のローダーが協調動作する「Dual Flow Loader」を搭載。加工完了と同時に完成品の排出とワークの供給を連続して行い、ワーク交換時間を従来比40%以下に短縮する。さらにワークを前後から安定的に支持する構造を採用。切り欠きのあるワークでも変形を抑えつつ切込み速度を向上させ、加工時間と非加工時間の双方を削ることで生産性を従来比2倍に高めた。
一方のTVG-40Sdは内外径と端面を加工できる立形複合研削盤だ。ベアリング加工などで従来必要だった外周保持用の専用部品(シュー)を不要にする自動芯出しシステム「TOYO Auto Centering System」を搭載した。振れ測定機と芯押し装置、強力マグネットチャックでワークの振れを自動補正し、熟練技術が必要だった高精度な芯出しを自動化する。シューの製作コストを低減し、多品種少量生産での段取り替えの負担を大幅に減らす。
両製品とも、加工時の消費電力や振動など機械の状態を監視し、異常の予兆を知らせる状態監視システム「TOYO Smart Doctor」を標準搭載する。同機能は今後、搭載機種を順次拡大する方針だ。
(日本物流新聞2026年10月10日号掲載)