山善、大東精機の溶接装置など提案
- 投稿日時
- 2022/08/12 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
国際ウエルディングショーで
7月16日までの4日間、東京ビッグサイトで4年ぶりに開かれた国際ウエルディングショーに山善は5社の新製品を中心に「Friendy automation(人にやさしい自動化で、生産性向上。)」をテーマに出展した。大東精機のロボットを使った梁溶接システム「BM1000」は映像で紹介し、加工したH鋼をブース正面に展示した。これまでの切削加工に溶接が新たに加わり一貫生産ラインを提案できるとする。
タケダ機械の形鋼加工用の孔あけ切断複合機「CBF-3015?U-M」は従来の孔あけ・切断にミーリング機能を付けたもので、2面拘束のBBT40番の主軸(BT50番なみの剛性)を初めて搭載。新東工業のH形鋼用ショットブラスト「KACX-?UA」は耐久性を高め、製品位置決めガイドにより一発でワークセットが完了する。エスティジェイのステンレス溶接焼け取り機「クリノックスパワーブラシ」は電流を100A(従来機は15Aほど)に高め、「焼けが一瞬で取れて作業性が抜群」としている。ワイエス工機の開先加工機「PF-318」はパイプの端面と外開先を同時に加工でき、省人化にも貢献する。
(2022年8月10日号掲載)