
三菱マテリアルは4月、新製品7種を同時にリリースした。12年ぶりに刷新されたステンレス鋼旋削加工用インサート材種の「MC/MP7100」シリーズは、最先端コーティング技術と超硬合金母材開発により従来品より工具寿命を大幅に伸ばした。刃先交換式旋削工具の「XBシリーズ」はインサートの交換により、1本のホルダで溝入れ加工、面取り加工、ねじ切り加工など小物高精度部品のさまざまな加工を実現する。
このほか、鋼旋削加工用材種「MC6100」シリーズには低切込み高送り仕上げ加工用「FPHブレーカ」を、「SMART MIRACLEエンドミルシリーズ」にはロングネックタイプを、ミーリング加工用のインサート材種「MV1000」シリーズには既存カッタ用のインサートをそれぞれ追加した。
(日本物流新聞2025年4月25日号掲載)