山善、足利市の物流拠点を全事業部横断でシェア運用
- 投稿日時
- 2024/01/26 18:00
- 更新日時
- 2024/01/26 18:00
山善はLMS(統合物流管理システム)とWMS(倉庫管理システム)を昨年9月に導入した同社の家庭機器事業部の物流拠点「ロジス足利」(=写真、栃木県足利市)の本格運用を始める。導入後のテスト期間が終了し、工具・器具・金物、家電・家具・日用品、住設・空調・建材の各事業部門で運用することが可能になった。
同社はLMS、WMSの導入により事業部横断で物流資産のシェアを進めてきた。今後、複数の事業部の商品を在庫したり輸配送したりして、物流機能の最適化を図る。まずはロジス足利で、同じ関東圏にある家庭機器事業部のロジス関東(群馬県伊勢崎市)からの得意先への配送の一部を担っていく。
ロジス足利では適切な出荷計画の策定とともに運送便の最適なルートを決めることができ、導入後の輸配送費用を1立方?bあたり約14%削減。LMSでの最適な梱包計算により30立法?aあたりの梱包個数は対前年同月比で約26%減少した。
(2024年1月25日号掲載)