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ダイフク、旋回半径業界最小のフォーク型AMR

投稿日時
2026/03/13 09:00
更新日時
2026/03/13 09:00

ダイフクはこのほど、工場・物流センター向けに旋回半径1m(同社調べ・業界最小)を実現したフォークリフト型自律移動ロボット「SOTR-F」(Sorting Transfer Robot F)を開発したと発表した。フォークリフト作業員の高齢化や担い手不足を背景に、工程間搬送の自動化需要が高まるなか、狭小スペースでの運用を可能にした新製品で製造業・流通業への展開を見込む。

SOTR-Fはアウトリガー構造でコンパクトな車体を実現し、スピンターン機能との組み合わせで業界最小の旋回半径を達成した。定格荷重1トン、対応パレットサイズは1100~1300㍉で、片面・両面いずれも対応。床への直置きのほか、コンベヤや荷受け台への移載も可能なため、従来のAGV・AMRでは対応できなかった現場ニーズを取り込む。

走行には外部誘導装置を不要とするSLAM制御(自己位置推定と環境地図作成の同時実行)を採用し、レイアウト変更や増車にも柔軟に対応する。本体高さを1300ミリに抑え作業者の視界を確保したほか、自動充電機能により24時間無人運転にも対応する。

開発リーダーを務めた同社 イントラロジスティクス事業部 営業本部 支店統括部部長の荒木邦弘氏は「作業量の季節変動が大きい現場では、夜間はSOTR-Fを稼働させて、昼間は有人のフォークリフトを併用するといった柔軟な運用もできる」とコメントする。



(日本物流新聞2026年3月10日号掲載)