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マック、今春夏向け展でEFウェア対応合羽披露

投稿日時
2026/02/27 09:00
更新日時
2026/02/27 09:00
ファン付きウェアに対応したヤッケ(左)とレインウェア(右)

蒸れ解消、雨天の暑熱対策に新機軸

レインウェアメーカー・マック(大阪市東成区)はこのほど、今春から今夏にかけて発売するレインウェアシリーズ「AirRain+」を発表。2月6日までの3日間、都内で行われた2026春夏ワークウェアイベントで披露した。

AirRain+は熱中症対策の一環として活用が進むファン付きウェア(EF〈Electric Fan〉ウェア)を、雨天時でも使用できるようにする製品群。EFウェアは衣類内に取り込んだ風で汗を気化させ身体の熱を奪う。以前から雨天時にも活用したいというニーズはあったが、上に羽織るレインウェアやヤッケの生地がファンに張り付き、吸気できないという課題があった。そこで同社はファンに装着することで十分な吸気口を確保するパーツ「ウィンドプロテクター」を開発した。

「熱中症対策は法改正で関心が高まっているが、雨天時や水を使う現場の暑熱対策には課題が多くあった。数年前から合羽へのEFウェアの適用を模索し、今期からプロテクターに加え、増加傾向にあるハイバック仕様のEFウェアへの対応などラインナップを一新した」(三井克介専務)

既に造船や建設現場などから引き合いがあり、「熱中症対策品の枠組みに入れられるので予算もつけやすい」と市場からは好反応だ。ウィンドプロテクターは吸気確保機能に加え、ファンが物にぶつかることを防ぐ保護具としても展開し、雨天時だけでなく通年での製品活用も提案する。

「輸出車の積み込み業務などでは、ウェアが膨らむことで意図せずファンを車体にぶつけてしまうことがある。ウィンドプロテクターを使用することでそうした課題を解消できる。一部企業では専用のウェアに活用が決まっている」

会場では、プロテクターの他にも、サイドバック・ローバック(腰付近)・ハイバック(脇寄り上部)の3つのファン位置に対応した「エアレインジャケット プロテクターセット」や、上着の風をパンツでも活用する「エアレインパンツ」なども紹介。プロテクター単体は3月末、専用ウェアとのセットは5月中旬に発売を予定する。

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ファンに装着することで吸気口を確保するパーツ「ウィンドプロテクター」

(日本物流新聞2026年2月25日号掲載)