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ヤマザキマザック、大径・長尺向け3次元ファイバレーザ加工機

投稿日時
2022/05/23 09:00
更新日時
2024/08/19 13:18

ヤマザキ マザック(株)

幅広い板厚・材質を高効率加工

 ヤマザキマザックは、ファイバーレーザ発振器搭載の大径長尺パイプ・形鋼向け3次元レーザ加工機「FG-400 NEO」を発売する。エネルギー変換効率の高いファイバーレーザ発振器を採用し、CO2レーザ加工機では切断が難しかったアルミや銅などの高反射材も簡単に切断可能。レーザビームの径と形状を変更する独自機能を搭載したことで、薄~中板では加工速度の向上、厚板では加工品質の向上が期待できる。例えばステンレス製の角パイプ(板厚3?_)の場合、従来機(CO2仕様)と比べ加工時間を約5割削減できるという。
 角度をつけた加工が可能なため、パイプや形鋼などの長尺材を資材同士で組付けられるように加工することで、溶接工程を削減できる。従来のFGシリーズ同様素材を自動搬入出でき、穴あけ加工・タップ加工を行えるため1台で工程を完結可能。消費電力も従来機(CO2仕様)と比べおよそ4割削減する。価格は税別19350万円で、年間36台の販売を目指す。

2022515日号掲載)