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  3. 北越工業、開発管理棟を本格活用
開発管理棟は食堂のある厚生棟、工場棟に隣接する。

 北越工業が本社内に昨年11月に竣工した開発管理棟(新潟県燕市、総工費約15億円)が取引先との打合せなどに本格的に利用され始めた。老朽化が進んでいた従来の建屋は工場から離れていたが、新棟は工場に隣接し「開発部門と製造部門のコミュニケーションが密に図れる」(管理部)というメリットもある。
 新棟は5階建て、延床面積3832平方?b。管理部30人、開発部70人の約100人が働く。随所に大きな窓を設置し、自然光を採光しやすい。1階の120人収容の大会議室を含め会議室・応接室を数多く用意。開発室があることもあってセキュリティーを強化した。
 同社はエンジンコンプレッサーの国内最大手だが、BtoB製品のため一般的な知名度は低いと考え、「開発管理棟は会社や製品(AIRMANブランド)のPR、顧客との打合せ、株主総会、地元住人を対象にしたイベントなどに利用し、知名度を高めていきたい」としている。その一環として新潟市に昨年7月オープンした新潟県立鳥屋野潟公園スケートパーク(愛称・AIRMANスケートパーク)のネーミングライツ・パートナーとなった。

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(写真=開放感のある2階の応接室)

2024425日号掲載)