THKはOEE(設備総合効率)最大化プラットフォーム「OMNIedge(オムニエッジ)」から提供中のクラウド型スキルマネジメントシステム「スキル管理AIソリューション」を自社の日本国内の主要7工場に展開する。昨年9月に試験研究部門で利用を始めていた。生産部門が直面するスキルマネジメントの課題解決にいち早く対応する考え。
このシステムは製造業の現場に特化したスキルの一元管理と可視化が行える。同社は「スキルや資格、教育計画などのデータを一元化し、技術伝承や多能工化を中心とした人財育成や応援対応、さらには人財交流を中心とした人員の最適配置までを効率化する」とし、今後は海外工場への展開も視野に入れる。
(日本物流新聞2025年1月10日号掲載)