キタムラ機械(富山県高岡市戸出)は米国現地法人であるKitamura Machinery of U.S.A., Inc(本社・米シカゴ)の事業拡大のため、本社社屋を新社屋へ拡張移転する。営業開始日は今年5月。
新社屋の総面積は約2.8エーカー(約1万4千平方メートル)と現社屋の約3.5倍になる。ロケーションはシカゴ・オヘア国際空港までは約13キロメートルとアクセスも向上する。移転の背景には、2000年から北米での受注が好調で、また昨今のコロナ禍による大規模展示会の相次ぐ中止が続くなか、新社屋でプライベートショーも行えるショールーム機能を拡張し、製品提案機会を増やすことがある。同社はこの移転を機に「全米30を超える代理店とのネットワークをより強固なものにし、事業のさらなる拡大に努めていく」としている。
(2022年1月25日号掲載)