スギノマシン、汎用ドリル・タップユニットにATC追加
- 投稿日時
- 2023/10/02 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
スギノマシンは10月から、2020年に発売した小型・汎用ドリリング&タッピングユニット「SELFEEDER DUO(セルフィーダ デュオ)」に先端工具を自動で交換できるATCオプションを追加する。
SELFEEDER DUOは主軸と送り軸にサーボモータを使用した汎用性に優れたドリリング・タッピングユニットだが、従来モデルではドリルやタップなどの工具交換を人の手で行う必要があった。ATCオプションを活用することによって、自動で工具を交換することが可能になる。ATCマガジンにはモータなどの駆動源を使用していないため、省エネ・コンパクトであることも特長。多品種少量生産の自動化ラインなどでの省力化を可能にするほか、ガントリーやロボットと組み合わせることで、コンパクトで省エネな加工ラインを構築可能。
加工穴径やタップ種類数に変更があった場合も、ATCマガジンの追加による柔軟に対応でき、近接スイッチを2つ内蔵することによって、スタブホルダの有無の確認やATC時オーバートラベルをインターロック制御し、安全性も確保した。
(2023年9月30日号掲載)