工作機械と周辺機器繋げDX促進
DMG森精機は7月5日、コネクティビティサービス「DMG MORI GATEWAY」を提供開始した。工場内の機械設備やネットワーク環境に応じ、ハードウェアの提供やネットワークの構築、導入作業、クラウドへの接続までワンストップで対応する。
設備や資源、人材、測定結果などの情報をデータ化し、工場全体の設備の稼働状況を可視化。生産性向上により「稼働率20%、月間の売上金額が1000万円向上した事例もある」(同社)という。消費電力や温室効果ガス排出量の最適化によりGX実現にも繋げる。
他社製品を含めたすべての工作機械や周辺機器をネットワークに接続可能としており、オプションでは工具管理システム「MCC?TMS」による工具の一元管理、機械遠隔操作ソフトウェア「MORI?MONITOR」などでより製造現場のDX化を促進する。
(2023年7月25日号掲載)