キャプテンインダストリーズ、「ロボスーツ」発売
- 投稿日時
- 2020/11/24 14:03
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
過酷な環境からロボットを保護
キャプテンインダストリーズ(山下宏社長)は、産業用ロボットを火花や化学薬品などから保護するロボット用保護カバー「ロボスーツ」を発売した。
米国・ロボワールド社が開発したロボスーツは、塗料、鉄くず、ブラスト材、スパッタ、クーラント、化学薬品など多種多様な飛散物からロボットを保護できる。ロボット動作の妨げにならないよう、ベーススカート、ベーススカートリング、ベースカバーなど多数の部品で構成されている。最大放射温度は約350度で、イエロー、ブルー、ホワイト、ブラックなどのカラーを揃える。
「ロボット動作環境が多様化し、ロボットを様々な飛散物から守る耐久性がより強く求められるようになっている。有名メーカーのロボットの型番をベースとしているが、お客様のご要望に合わせ設計するオーダーメイド製品だ」(同社)。
価格は非公開。自動車メーカーほか産業用ロボットを導入する製造業をターゲットに初年度は2000体の販売を目指すという。
(2020年5月15日号掲載)