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マルチタスク機で歯車加工、MECTで各社が訴求

投稿日時
2026/01/15 09:00
更新日時
2026/01/15 09:00
ニデックマシンツールのマルチタスクギヤセンタ「MGC300」

EVやロボットに使われる歯車には静音性や高い剛性が求められ、その加工機が注目されている。1025日まで名古屋市で開かれたMECTでメーカー各社がその性能を訴えた。ニデックマシンツールは部品加工と歯車加工を1台でこなすマルチタスクギヤセンタ「MGC300」を出品。「ワークは片持ちになるが、ホブ加工もスカイビング加工も5軸ミーリングもできる」と言う。が、「価格が5千万円以上するため、来場者の反応はいま一つ」とも漏らした。ATCにホブカッターが付けられており、「ウチは本当の歯車屋だからホブ用のプログラムづくりは容易にできる」とする。同社のブースを見渡すとTAKISAWAの複数の複合旋盤のATCにもホブカッターが付けられていた。

小型のマルチタスクマシン「M200Xd1-5AX」を出品したのはブラザー工業。「30番マシンで必要な機能を選択して仕様を決められる。ホブ加工だけなら1600万円程度に抑えられる」のがウリだ。選択肢はたとえば歯車加工仕様(主軸と旋削軸の同期回転)にするかどうか、主軸回転速度の選択(標準で毎分1万回転、16千回転も)、5軸制御にするかどうかなど。

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ブラザー工業のマルチタスクマシン「M200Xd1-5AX」

DMG森精機は24年秋のJIMTOFで披露した研削ユニットを立形マシニングセンタ(MC)「NMV5000」に搭載し、歯車を成形研削できることを紹介。「内歯も外歯も研削でき、ギヤスカイビングセンタとして使うこともできる。国内数社に納品し、9月のEMOショー出展を機に引合いがある」と手応えを話した。

(日本物流新聞2026110日号掲載)