ブルーイノベーション、ロボットが巡回して点検・保守
- 投稿日時
- 2024/04/01 18:00
- 更新日時
- 2024/04/01 18:00
ブルーイノベーション(東京都文京区、熊田貴之社長)は発電所や石油化学プラント、工場などのインフラ施設内を自動走行ロボットが定期的に巡回し、点検・保守業務を効率化・無人化するロボット自動巡回ソリューション「BEPサーベイランス」の正式サービス提供を2月21日に始めた。購入とサブスクリプションのプランを用意する。
点検・保守の多くは人の巡回による目視と紙による記録で行われ、膨大な手間と時間を要していた。BEPサーベイランスは高画質カメラやサーモカメラ、マイクなどを搭載した自走ロボット(幅458×奥行501×高さ1210?_)が施設内を定期的に自動巡回し、データ収集する。巡回後は充電ポートに帰還する(充電および連続稼働時間はともに4時間)。同社は「時間や手間を減らすだけでなく、作業内容の標準化や点検データの蓄積・定量化による予兆保全に貢献する。また遠隔からのリアルタイム監視も可能なため、施設状況を即時に把握したい緊急時にも活用可能」と言う。
(2024年3月25日号掲載)