エプソン、スカラロボに新コントローラーなど追加
- 投稿日時
- 2024/10/04 18:00
- 更新日時
- 2024/10/04 18:00
産業用スカラロボットの世界出荷数首位のエプソン販売はその新製品として、GXシリーズに対応したコントローラー「RC800-A」、ティーチペンダント「TP4」と、T・LS・GXシリーズの食品グリス仕様の3モデルを追加し、9月17日に受注を始めた。
新しいコントローラーはユーザーニーズの高い「コンベヤートラッキング」の精度向上や力覚センサーボードを標準搭載することでより自由度の高いシステム構築ができる。質量を1・2㌔に2割軽量化したティーチペンダントは、8月に提供を始めた同社のロボット統合ソフトウェア「Epson RC+8・0」を内蔵し、パソコンなしでもプログラム開発が可能。食品グリス仕様モデル(最大可搬質量3~10㌔、アーム長400~800㍉)はさまざまな食品製造工程における自動化を支援する。
(2024年9月25日号掲載)