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京都ビジネス交流フェア開催

投稿日時
2023/02/27 09:00
更新日時
2024/08/19 13:21

中小企業と発注側大企業をマッチング

 「京都ビジネス交流フェア」が21617日、京都パルスプラザ(京都市伏見区)で開催された。京都府と公益財団法人京都産業21が主催し、京都府内のモノづくりや情報関連企業など17418団体が出展。2日間で約5000人が訪れた。
 京都産業21の大玉貴之さんは「京都府の中小企業に出展していただき、発注側の大企業に来場してもらいBtoBのビジネスマッチングを即す展示商談会だ。今回、ヘルスケア・環境(脱炭素)・DX特別展を開催し、次世代に需要が増える業種の企業を積極的に集めた」とした。
 HILLTOPのブースでは難形状や手のひらサイズのアルミ切削加工品が並んでいた。松村剛さんは「手のひらサイズの製品が、当社が得意とし、また受注したいボリュームゾーンでもあるので今展示会では推していきたい」と話した。
 京都のモノづくり企業が集まった、(一社)京都試作ネットのブースで西山ケミックスの稲葉涼介さんに話を聞くと「当社で言えばゴム加工、ほかにも金属加工業者も多く、各々ができないところを補い合い、研究や開発試作分野でお客さまの要望に応えていく。チームとして連携が取れているのでレスポンスよく対応できる」と説明した。
 ほかにもNKEのブースでは腰部に特化した超小型アシストスーツ「Airsapo(エアサポ)」をアピール。同製品の「人口筋肉」には京都の伝統工芸「京くみひも」を使用している。
 来場者の業種は、自動車関連を筆頭に、半導体、ヘルスケアの大手企業が多く、主催者の狙い通り、受発注の活発な商談が行われていた。

2023225日号掲載)