山善「ゲンバト」、SaaSプラットフォームに日報管理などデジタル化してデータ集計
- 投稿日時
- 2024/10/18 18:00
- 更新日時
- 2024/10/18 18:00
山善は今年2月にリリースしたモノづくり企業向け複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」(https://genbato.jp/)の新サービス「日報管理」「QC文書管理」の提供を9月に始めた。
「日報管理」は日報をデジタル化してデータ集計ができるので、「設備稼働率や製品ごとの原価構成(素材単価、電気代、各種チャージなど)を可視化でき、原価低減の取り組みにもご活用いただける」と言う。普段の日報業務をフォーマットに沿って入力するだけで集計作業を自動化できる。「QC文書管理」は作業手順書の作成をサポートし、品質関連書類をクラウドで一元管理することで、中小製造業の文書管理の品質を向上させる。
ゲンバトはこれまでの「図面管理」「不良記録」「設備管理」「エンムスビ」を合わせて計6つのオリジナルサービスで構成。サービス同士を連携させることができ、各サービスは月々1万~2万円で始められるサブスクリプション(定期課金)で提供する。10月には設備稼働率や製品ごとの原価、原価構成がグラフで閲覧できる「ダッシュボード機能」をローンチ予定。
(日本物流新聞10月10日号掲載)