RFIDで所持数や点検日把握
スーパーツールはこのほど、吊クランプ管理システム「S・M・A・Я・T」を開始した。吊クランプに埋め込まれたRFIDチップを読み取り、システムに登録し点検整備状況などを1台ずつ管理できる「国内初」のサービス。
「ひとつひとつのクランプの状態をすぐに把握し、安全かつ効率的な資産管理を可能にする」(同社)
ユーザー登録しアプリでログインし、専用リーダーでRFIDチップを読み取って製品を登録する(保証書記載のクランプIDもしくは製造番号でも登録可能)。システムの利用は無料。
メーカー側、ユーザー側が点検を行った履歴が閲覧でき、GPS機能をONにしておくと点検場所の登録も可能。「製品を一覧で確認でき、部署ごとでの所持数・アカウント管理も可能。クランプの数が多く管理が難しいと言ったお悩みを解消する」(同社)
次回点検日の確認や機種ごとの取扱説明書・カタログ・製品寸法図なども見られる。定期点検のタイミングにお知らせが届くため、点検忘れがなく、現場の安全管理に役立つ。
対応機種は「SDC-NRF」と「SDC-SRF」で、今後も順次追加予定。
(2024年4月25日号掲載)