トリナ・ソーラー、セル変換効率27.08%で世界記録
- 投稿日時
- 2025/03/06 09:00
- 更新日時
- 2025/03/06 09:00

中国の太陽光パネル大手のトリナ・ソーラーは2月18日、量産型n型全面パッシベーション技術(電池表面全体を特殊膜で覆うことで電気の損失を減らす)を搭載したシリコンヘテロジャンクション太陽電池で世界最高の変換効率27.08%を達成したと発表した。
この太陽電池は表裏の両面に電極をもつ受光セルを採用。太陽光発電に関連する研究・開発を行うドイツの研究機関「ISFH CalTeC」によって公式認定を受けた。
1997年設立の同社は産業用を含む世界市場シェアで3位と目される。日本法人(トリナ・ソーラー・ジャパン、2010年設立)は日本の需要に合わせて先端のフルライン製品を展開している。
(日本物流新聞2025年2月25日号掲載)