ロジライズ、大阪で経営方針説明
- 投稿日時
- 2026/02/20 09:00
- 更新日時
- 2026/02/20 09:00
【写真右】ロジスティード中部の長尾清志社長
社是「物流品質こそ、われらが命」に
昨年、ヤマゼンロジスティクスから社名を変更したロジライズは1月16日、西日本新年経営方針説明会をスイスホテル南海大阪(大阪市中央区)で開催した。会場では、新たな社是として「物流品質こそ、われらが命」を掲げることなどが発表された。
冒頭、松田慎二社長が挨拶に立ち、経営方針を説明。まず山善グループ全体の連結業績について、「第2四半期の売上高は2598億4400万円で前年同期比4.4%増、営業利益は51億800万円で48%増と、増収増益となりました」と報告した。
続いて、山善グループが掲げる「物流2030年ビジョン」に言及。「第二タームであるロジライズのプロフィット化に進んでおり、第一タームで投資した約40億円を一刻も早くマネタイズする必要があります」と強調。実績の一例として、ロジス大阪で作業工具メーカーから約200坪分の保管・荷役業務を受託した。
また、「全国104カ所ある住建事業部のデポに生産財の在庫も配置しながら連携を強化していきます。共同配送、倉庫運営、総合物流を三本柱に、山善以外の新たな荷主の獲得に注力しています。そのために、物流事業に求められるさまざまなタスクの棚卸しを実施しています」と述べた。
現中期経営計画におけるロジライズの取り組みとしては、LMSなどの導入を進めているが「システム導入・開発」をさらに推進し、限界利益を可視化することで、より収益性の高い取引の実装を目指すとした。あわせて、配送ネットワークの充実や自動包装などへの挑戦についても言及した。
■初のEコマース専用倉庫稼働へ
このほか、Eコマース専用倉庫「ロジスEC関東(LOGI'Q白岡Ⅱ)」の4月開業を発表。「ロジス関東から60分、ロジス東京から30分圏内に位置し、敷地面積は約5000坪。365日稼働、省人化、無人搬送、自動包装を実装し、高密度保管を目指します」とした。
新たな社是については、「『物流品質こそ、われらが命』を掲げ、現在の取扱高100億円を来期に108億円、3年後には111億3000万円へ引き上げます。グループ内取引では物流品質の向上を掲げ、誤出荷・クレーム発生率を3年後までに100PPM以内とし、外販では賃貸面積3000坪の達成を目指します」と宣言した。
また、ロジス大東を活用したレンタル事業の開始も報告。SIerなどをターゲットに、自動化システムの仮置き・仮組用途としての活用を想定しており、すでに引き合いも出ているという。その後、「山善TFS支社 ヒューマノイドロボットの社会実装に向けた取組み」と題し、同支社の棚田徹志営業部部長が基調講演を行った。
第2部の懇親会では、ロジスティード中部の長尾清志社長が「昨年社名を一新し、同年に全日本物流改善事例大会の優秀事例に選出されるなど、素晴らしい船出を切ったと思います」と挨拶し、乾杯の音頭を取った。歓談の後、飛騨運輸の川上伸裕常務が「ゴルフも仕事も、アゲンストの風にチャレンジしていくことが大事です」と中締め。最後はロジライズ執行役員ワーキンググループ西日本統括部の安田和彦部長が手締めし、盛会裏に終了した。なお、東日本向けの説明会は1月21日にパレスホテル大宮(埼玉県さいたま市)で開催された。
(日本物流新聞2026年2月10日号掲載)