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村田機械、高コスパのネットワークストレージ

投稿日時
2025/11/13 09:17
更新日時
2025/11/13 09:19

中小事業所向け

村田機械株式会社は、業務用ネットワークストレージ「IPB-6057」を子会社のムラテックフロンティアを通じ11月中旬に発売する。10年にわたり「InformationGuardシリーズ」で培ったネットワークストレージ開発のノウハウを活かし、中小規模事業所の業務データ運用に必要十分な基本性能と高いコストパフォーマンスを両立。導入しやすいエントリーモデルに位置づける。ハードウェアは5年間の無償保証が付く。

近年、企業が扱うデータ量は増加傾向にあるが、中小企業ではコスト面や管理担当者の不在で業務データの集中管理が後回しに。従業員によるローカル保存も多く、パソコン障害発生時に業務が停止するというBCP上のリスクが高かった。

IPB-6057はこうした課題に対応。付属の専用アプリ「IG EX Tool」を利用して、ネットワーク接続されたWindows PCのローカルデータを定期的に自動バックアップする。指定の共有フォルダーのデータを、一定間隔でスナップショット方式による瞬間イメージとして保存し、過去のデータを呼び出すロールバック機能も搭載。保存されたファイルは読み取り専用のため、社内ネットワークにランサムウェアが侵入しても上書き(暗号化)されず、BCP対策としても有効とする。ソフォス社のウイルスチェックエンジン「Intercept X Advanced for Server」を標準搭載。価格はオープン

(日本物流新聞2025年11月10日号掲載)