SUS「手押し台車」感覚の高所棚アクセスカート
- 投稿日時
- 2025/01/20 09:00
- 更新日時
- 2025/01/20 09:00
アルミ構造材メーカーでありロボットSIerでもあるSUS(静岡市駿河区)は12月2日、高所棚アクセスカート「SKY STEP」の受注を始めた。幅600㍉でフォークリフトが入れない狭い通路を移動し、高い棚をもつ物流センターや工場などに向く。
安全面に配慮し昇降する作業床高さを1950㍉までに抑えた(2000㍉以上は安全対策が必要になる)。キャスターを採用し、「手押し台車に近い感覚で使え、作業者は約3.5㍍の高さまでアクセスできる」と言う。作業床のほかに荷台の昇降装置もあり、作業者は作業床から降りずに荷物を降ろすことができる。
全長1705㍉、可搬質量は作業床120㌔、昇降荷台30㌔。毎秒150㍉の昇降はバッテリー式で、使用時間の目安は約11時間。アルミフレームの特性を生かしカスタマイズに対応する。納期は約3カ月、価格は税別250万円から。問合せは同社ロジスティクス営業(TEL.03-5652-2391)に。
(日本物流新聞2025年1月10日号掲載)