全長154ミリの小型エアーレシプロソーなど
ベッセルは12月2日、エス・ピー・エアーブランドから「エアーミニレシプロソー No.SP-7620」「面取りエアーベベラー No.SP-1250FBV」など、4機種を発売した。
エアーミニレシプロソー No.SP-7620は、鉄板2ミリの切断能力を備える小型モデル。自動車板金塗装などでエアーソーを用いてボディをカットする際、パーツをカーブに沿ってカットする場合に本体が小さいと作業がしやすいとの声を受けて開発された。全長154ミリと、従来機種(全長約200~250?_)と比べ小回りが利く点が特長で、「ここまで小さいエアーソーはなかった」(同社)という。ボディパネルやフレームなどの鉄板の切断作業向けに提案する。 一方、面取りエアーベベラー No.SP-1250FBVには、特許登録済みの「エアークーリングシステム」を搭載。排気エアーで超硬チップを空冷し、そのエアーで切削くずを吹き払うことでカッター部の目詰まりを防止する。3枚のカッターで切削するため安定性が高く、2枚式に比べ摩耗が低減される点もポイント。アルミ、軟鉄の面取り作業に向くという。
同社は他にも、ミニエアーラチェットのリーチを伸ばして狭所での作業性を高めた「9.5ミリ角 ロングネックミニラチェットレンチ No.SP-1762L」や、AC100V電源で使える「100V電動式面取りベベラー No.SP-9254BV」を同日に発売。価格はいずれもオープン。
(2021年1月10日号掲載)