ソディック、8年ぶり自社展に630人
- 投稿日時
- 2024/03/25 18:00
- 更新日時
- 2024/03/25 18:00
テーマは「自動化&省エネ」
ソディックは3月12、13の両日、神奈川県横浜市の本社/技術・研修センターで各種金属加工機の紹介やセミナーで構成するプライベートショーを開き、機械ユーザーや流通業者ら630人が訪れた。
コロナ禍の影響を受け、同社が本社でプライベートショーを開くのは8年ぶり。「自動化&省エネ」をテーマに放電加工機や細穴加工機、マシニングセンタ(MC)、金属3Dプリンター、射出成形機など20台ほどを実演を交えて紹介した。自動化の提案ではMC「UX450L」で加工した銅電極を自動ワーク交換機に保管。保管された銅電極をミツトヨ製3次元測定機でCADと比較して測定し、それをロボットで形彫放電加工機「AL40G」にセットして加工する様子を見せた。同社は「このようなシステムに対してユーザーさんは以前は価格高から避けられる傾向があったが、採用実績が増えてきた。自動化すれば稼働時間を大幅に増やすことができ、1人のオペレーターで複数の機械を操作できる」(広報室)とメリットを話す。
このほか自社開発の金属3Dプリンター用の粉末材料「SVM」も紹介し、「これを使えば大物造形物が割れにくく、ギガキャスト用金型向けにも提案していく」とする。今後同社はこのようなショーを毎年開催する予定。
(2024年3月25日号掲載)