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SHODA、稼働状況・実績可視化するSaaS

投稿日時
2026/03/06 09:00
更新日時
2026/03/06 09:00
SWSは各機の稼働状況や実績を可視化する

既存機や他社機にも搭載可能

NCルータ専業メーカーのSHODA(静岡県浜松市)が開発したクラウドサービス「SHODA Web Service(SWS)」へ関心が高まっている。従来ブラックボックス化されがちだったNCルータの稼働状況や稼働実績、機械トラブルの発生内容などをクラウド上で収集・分析し、生産性や採算性を「見える化」する。経営改善や生産体制の合理化、予防保全につなげる狙いである。

同社は「JIMTOF2024」で、稼働状況・稼働実績をWEB上で可視化・確認できるサービスとしてSWSの公開・提供を開始。その後も、昨年5月に加工実績とサイクルタイムの可視化、同10月にアラームの発生内容・件数の可視化など、段階的にサービスアップデートを重ねてきた。3月にも主要ユニットの残存寿命を表示する機能を追加予定だ。

原材料費の高騰などを背景に、現場では加工費の適正化や生産効率の向上が一段と求められている。一方で、稼働情報がオペレーターに偏在し、経営層が生産量・生産時間を正確に把握できず、製造原価(単価)が見えにくいケースもある。SWSは加工機ごとの生産個数や時間を把握・分析でき、様々なデバイスからアクセス可能なため、拠点をまたいだ状況把握や機械停止の兆候の早期発見にも寄与する。同社担当者は「ファナック製のNC装置(FS0i-MD~、FS16/18i-MB~、FS30i-MA~)を搭載していれば、既存機や他社機でも導入可能。クラウドネットワークを利用した遠隔支援サービス『CNC DA VINCI』と併用すれば、さらなる機械のダウンタイム削減や生産性の向上も期待できる」とする。



(日本物流新聞2026年2月25日号掲載)