製造業のDX推進
DMG森精機は4月1日、AI・IoT・クラウドコンピューティングなどの先端技術を用いたソフトウェアサービスの開発・提供を行う新会社「WALC(ウォルク)」を設立し、7月15日に開所式を行った。所在地は東京都渋谷区桜丘町13?15で、社員数は15人。立地を活かしてIT人材の採用や育成・支援を行い、製造業のDXを推進するサービスを提供する。
WALCはポーランド語でワルツを表す。AI・IoT・クラウドコンピューティングの三拍子を使いこなせる人材の育成・集積を目指す意味を込め、命名された。ウォルクではすでに、DMG森精機の自律走行ロボット「WH?AMR」の自動運転と高精度把持を担うソフト「BR Controller」を提供した実績をもつ。そのほか、工作機械の予知保全を行うモニタリングサービス「WALC CARE」や、画像の自動認識で基盤や外観の検査を行う「WALC VISION」などのサービスを提供している。
(2022年8月10日号掲載)