大型化ニーズを受け、サイズ拡充
岡本工作機械製作所は、CNC超精密門形平面研削盤「UPG-CHLiシリーズ」に、チャックサイズ前後1000?_メートル の 2010・3010・4010サイズを追加した。「金型や半導体製造装置部品など、大型化が進む市場ニーズから今回、サイズを拡充した」(同社)。
同シリーズは、高精度の位置決めと高速送りを実現するテーブルリニアモータ方式駆動を採用。高面品位を実現する可変静圧スライドとの組み合せで「究極の平面加工を実現する。といし軸は新開発の静圧スピンドルによって、業界最高峰の回転精度を実現した」。
全自動平面研削システム「MAP研削システム」と3次元計測ソフトウェア「OKAMOTO NCゲージ」のオプションも用意。MAP研削は「加工物をテーブル上に搭載し、サイクルスタートボタンを押すだけで機上の加工物をMAP化でき、最短・最適経路での自動高能率研削が可能。生産性向上と自動化を両立できる」。
(2021年2月10日号掲載)