シュンク・ジャパン、双極と4極のマグネットグリッパー追加
- 投稿日時
- 2022/04/20 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:22
シュンク・ジャパン(株)
シュンク・ジャパンは強磁性体を確実に取り扱い、痕跡を残さないマグネットグリッパーに2つの新しいバリエーションを加えた。高いエネルギー効率をもち、「ロボットアプリケーション設計の自由度がさらに高まった」としている。
同社のマグネットグリッパーは自動車産業、航空宇宙技術、工作機械などの分野で長年の実績がある。グリッパーは電子システムを内蔵しデジタルI/Oを介して簡単に操作できるため、制御キャビネット内のスペースも外付けの電子オープンループ制御システムが不要。これによりコスト削減でき、配線および試運転の手間を最小限に抑えることができるという。
既存製品の単極のEMH-RPに加え、双極のEMH-DPと4極のEMH-MPといった新たなバリエーションを追加。側面もマグネット式のEMH-DPはバラ積みピッキングで絶大な威力を発揮。EMH-MPはポールカルテットを搭載しシート材などのハンドリングに最適。デジタル4段把持力制御により、極薄鋼板の分離も可能。
(2022年4月10日号掲載)