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生駒オープンファクトリー、奈良県内初の体験型オープンファクトリー

投稿日時
2025/12/26 09:00
更新日時
2025/12/26 09:00
様々なスプリングや板ばねを作り出す機械の動きに来場者から感嘆の声が上がった森田スプリング製作所(左は説明する森田柾樹社長)

生駒の製造業6社に400人来場

1122日に奈良県生駒市の製造企業6社が集まり、工場を一斉に公開する県内初のオープンファクトリー「最強の裏方! 中小製造業オープンファクトリー」(生駒市主催)が開催された。リングスターやイーグルクランプ、森田スプリング製作所、フジフレックス、ダイドー、トーコー6社が一般来場者向けに工場を開き、体験型イベントを催し、約400人が参加した。

開催に当たって山下真奈良県知事は「学研生駒テクノエリア(旧北田原工業団地)は大阪との交通の便がよく通勤しやすく、高速道路へのアクセスも容易で工業地域として有望な地域。オープンファクトリーを通して地域の人にも工場への愛着も持ってもらいたい」と挨拶。

リングスターは射出成形機を稼働しツールボックスの製造工程を紹介、実際に組み立てを体験できる場を設けた。イーグルクランプは工場見学とクランプによる玉掛け作業を披露。1922年に創業し、車や家電、住宅などのスプリングや板ばねの設計や製造、販売を手掛ける森田スプリング製作所は、ばね成形機で多彩なコイルばねを作り上げる様子を公開。子どもから大人まで興味深く観察し、質問が飛び交い人気を集めた。

リングスターの唐金祐太取締役は「ファミリー層だけでなく一人での参加も多く、各企業の各回、ほぼ満員で盛り上がった」としながら「工場を開くことで、従業員が自社の特別な技術を再認識できる機会を作るのが一番の目的。課題解決のエンジンとなる社員育成にも繋がれば。最終目標は生駒エリアの製造企業・約140社の工場の常時開放を目指したい」と語った。



(日本物流新聞20251225日号掲載)