北越工業、水素利用の次世代コンプレッサーなど3機種開発
- 投稿日時
- 2023/07/05 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
建設・測量生産性向上展で披露
持続可能な社会(SDGS)の実現に取り組んでいる北越工業は、水素専焼エンジンコンプレッサーなどの次世代製品のコンセプトモデル3機種を開発した。5月26日まで千葉市の幕張メッセで開かれた「第5回建設・測量生産性向上展」で3機種を展示した。
水素専焼エンジン搭載のコンプレッサー「SHS110S」(空気量毎分3・1立方?b)はCO2排出を抑えることができる。バイオディーゼルなどを燃料としたエンジン発電機「SBG45S」(60Hzで出力45kVA)はB100燃料などを使用することで、CO2の排出量を削減する。燃料電池式の発電装置「FCG10S」(出力9・6kW)は水素を燃料とし、大気中の酸素と化学反応させることで電気を発生する。
(2023年6月25日号掲載)