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シュマルツ、クリーンルームの重量物搬送

投稿日時
2025/02/19 09:00
更新日時
2025/02/19 09:00

ジブクレーンと真空バランサーで

シュマルツは、クリーンルームなど高い清浄度が求められる環境での重量物搬送をサポートする手動搬送システムの提供をはじめた。真空の力で100㌔グラムまでのワークを吸着し負荷なく昇降できるハイジェニック真空バランサー「パルバック スプリント」と、真空バランサーで持ち上げたワークを水平移動させるパルバック・ステンレス製ジブクレーンで構成される。両設備ともクリーンルームクラス ISO8/ISO9環境で使用可能で、食品や医薬品など高い衛生基準が求められる工程での重量物の扱いを省力化する。

食品工場のクリーンルームでは、エアロック(気圧調整室)でのクリーンルーム用パレットへの荷物の積み替え作業や、クリーンルーム内での加工機械への材料投入など、様々な重量物を取り扱う工程がある。こうした環境では高い衛生基準を保ちつつ、作業員の負担を軽減し、作業を効率化するための搬送ソリューションが求められていた。

2022年にイギリス・Palamatic1(パラマティック)社がシュマルツグループに加わったことで、クリーンルームで使用可能な真空バランサーやジブクレーンなどの設備がシュマルツの製品ラインナップに加わった。粉塵や雑菌が付着しづらい衛生的なデザインにより搬送物の変質を防止。真空バランサーは工具を使わず分解でき、短時間で洗浄できる。

なお同社は横浜本社に可搬重量50㌔グラムタイプのパルバック スプリントのデモ機を用意。操作性や機能性を確認できる。

(日本物流新聞2025210日号掲載)