ユニバーサルロボ、ニューエラーの2爪ハンドをUR+に
- 投稿日時
- 2024/03/28 18:00
- 更新日時
- 2024/03/28 18:00
デンマークのユニバーサルロボット(日本支社は東京都港区)は3月12日、ニューエラー(大阪市生野区)の2爪電動ハンド「ELCT1-100-20-NEWR」(可搬1.5?`グラム)を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(URロボット)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したと発表した。
この電動ハンドは把持力を3段階(60N、80N、100N)、レバースピードは3段階(0.9、1.2、1.8秒)に調整可能。開閉毎に動作ストロークを記憶し前回の停止位置の手前で減速するソフト把持機能も備え、ワークを傷つけにくい。動作状態を確認できるインジケータランプ、電源が落ちてもワークを把持する落下防止機能、意図しない挟み込みが起こった際のフィンガーリリース機能など、リスクアセスメントの際に活用できる安全機能を搭載する。ハンドの開閉や把持力の制御をURロボットのティーチペンダントから行える。
(2024年3月25日号掲載)