ラピュタロボティクス、生産ラインへの部品供給向けで自動倉庫採用
- 投稿日時
- 2024/12/30 09:00
- 更新日時
- 2024/12/30 09:00
物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクスは12月17日、半導体ウェハ搬送用ロボットや液晶ガラス基板搬送用ロボットを手掛けるジェーイーエルの御調(みつぎ)工場(広島県尾道市)で2026年に自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用が決まったと発表した。
ジェーイーエルは、労働人口の減少を見据え、持続可能な企業経営の実現に向け、自動化ソリューションを用いた省人・省力化に取り組んできた。この度、ラピュタASRSを導入するのは工場内の生産ラインへの部品供給であり、変動の大きい半導体業界の需要に応じて適切に工場レイアウト変更できる柔軟性が高く評価された。同社・執行役員管理本部長の金田恒幸氏は「(他社の自動倉庫には)柔軟性や保管効率、生産性に限界があるように感じていたが、ラピュタASRSはシステム構築時の柔軟性は他社製品と比べて抜きんでており、面積当たりの保管効率やスループット、そしてコスト面でも優位性を感じた」とコメントした。
(2024年12月掲載)