THK(寺町彰博社長)は、プラットフォームロボット「SEED-R7シリーズ」の受注を開始した。
「SEED-R7シリーズ」は、サービスロボット構築用に開発された、スマートアクチュエータ搭載のプラットフォームロボット。ロボットの構築に欠かせないメカトロニクス要素をユニット化し、導入し易くすることで、ユーザーの思い描くサービスロボットのアイデアを実現する。
「従来、サービスロボットの開発は、メカ設計、電気・電子制御、ソフト、運用面など、さまざまな課題を1つずつ解決しながら進めるため、実現までに膨大な時間と労力を要していた。そこで当社はロボット開発に伴うユーザー負担を軽減すべく、サービスロボットに不可欠なメカ設計、電気・電子制御、基本ソフトを一体化した各種ユニットを開発した」(THK)。
「SEED-R7シリーズ」は、等身大上体ヒューマノイドSEED-noid、昇降ユニットSEED-Lifter、全方向移動台車SEED?Moverという、サービスロボットの開発の種(SEED)となるユニットで構成されている。
(2021年6月10日号掲載)