熱中症対策と節電を両立するのは静岡製機がラインナップを充実させている気化式冷風機RKFシリーズだ。電気使用量とCO2排出量を大幅に下げるほか、大風量で室内換気を促しコロナ感染リスクも低減する。
気化式冷風機は水が蒸発する際の気化熱によって冷たくなった空気をファンで送り出す仕組み。これにより周囲温度よりマイナス5度涼しい風を広範囲に送り届けることができる。小型の「RKF306」から涼風到達距離30?bの大型「RKF723」(=写真)まで使用現場に合わせた5機種をラインナップ。他社製との大きな違いはメンテナンスがラクで衛生的に使用できること。「タンクを本体から取り出して簡単に掃除できる。工具無しで交換できる冷却エレメントは自動乾燥機能付きで、カビや雑菌の繁殖を抑制する。ニオイの発生を抑える消臭パックはタンクに付属の水フィルターに入れるだけ」と多くの利点をもつ。
フロン排出抑制法の対象外機種であり、電気代はスポットエアコンの約7分の1に抑えられる。
(2022年5月25日号掲載)