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サンドビック、精度と面粗さ高める万能フライスカッター

投稿日時
2024/11/04 18:00
更新日時
2024/11/04 18:00

サンドビック(株)

 サンドビック・コロマントは101日に万能フライスカッター「CoroMillMS20」を発売した。肩削りや正面フライス、溝加工、ランピング、プランジ加工など広い加工に対応。切込み量やアップ・ダウンミリングにかかわらず切刃上で優れた寸法精度が得られ、肩削りフライス加工の精度と面粗さに貢献する。ボディに新材質を採用し疲労強度と耐変形性を高めて寿命を向上。大きなチップポケットで切りくず排出性を高め、ステンレスや耐熱合金の長い切りくずにも対応する。
 チップはステンレス鋼と耐熱合金加工に適したブレーカーの片面2コーナー仕様。パフォーマンスとチップ寿命を向上させる。チップを厚く一定にして欠けを防ぎ、軸方向の切込み量にかかわらず性能が安定している。
 カッター径16~84㍉の87種。シャンクはアーバ取付、円筒シャンクなど5種類で、チップは3種類のチップブレーカー、各被削材用材種11アイテムを展開する。

(日本物流新聞20241025日号掲載)