日本コカコーラに警備ロボ、巡回中の映像をAI解析
- 投稿日時
- 2022/01/10 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:20
日本コカコーラは、今年1月から本社ビルに自律走行型警備ロボットを導入する。サーマル・3Dカメラでとらえた映像をAI技術で解析し、クラウド基盤を通じて警備員が持つスマート端末へ通知するというもの。巡回警備だけでなく、動くことなく現場を監視する立哨警備にも活用できる。
セントラル警備保障が運用するサービスを活用した。ロボットは解析しながら6時間以上の連続走行ができるバッテリーを標準搭載。エレベーターとの連携機能も備えており、長時間走行の能力を生かして、複数フロアを夜間自動巡回できるようにした。
異常を検知したときに、ロボットから光や音で警告も可能。警備員とロボットがチームとなって警備業務を担うことで、「費用対効果の高い警備サービスを提供できる」という。セントラル警備保障は、日本コカコーラの導入を皮切りに、他の顧客への展開も計画している。
(2022年1月10日号掲載)