THKは自社の標準機構部品を組み合わせてオリジナル自動立体倉庫ユニットを提供できることをアピールしている。東京で9月13日まで4日間開かれた国際物流総合展に出展し、走行台車の上に3軸直交ロボットを載せて実演した。
ユニットはユーザーの要望に合わせてカスタム対応できる。同社は「既設工場や部品倉庫などで人が介在している部分を小規模から自動化できる。仕様はお客様と一緒に決められる」と柔軟性をウリにする。今回展示したのはストロークX1517・Y780・Z1100㍉のユニット。多段スライドを用いて質量10㌔程度のケースの出し入れを想定するが、LMガイドを使って重量物を扱うことも可能と言う。
(2024年9月25日号掲載)