今夏は環境対応、労働環境の見直し、高騰する電気代への対応など、企業が取り組まなければならない事柄が山積している。そうした課題に対しひとまとめに対応できるのが、静岡製機の気化式冷風機「RKF」シリーズ。水が蒸発する際の気化熱によって冷たくなった空気をファンで送り出すもので、周囲よりマイナス5℃涼しい風を広範囲に届けることができる。フロン排出抑制法の対象外機種であり、電気代もスポットエアコンの約7分の1と、環境負荷と電気代を抑えつつ熱中症対策にも取り組める。
特長はメンテナンス性が高く衛生的に使用できる点。本体とタンクがワンタッチで着脱できるため、タンク内部の掃除がしやすい。工具不要で交換できる冷却エレメントには自動乾燥機能が付いているためカビや雑菌の繁殖を抑えられる。標準で1つ付いている消臭パックもタンクの水フィルターに入れるだけであり、誰でもメンテナンスしやすい構造だ。
小型タイプのRKF306から、涼風到達距離30メートルのRKF723まで使用現場に合わせた5機種をラインナップする。
(2023年7月10日号掲載)