大池工場改修や環境配慮型製品が対象
オーエスジーは、切削工具メーカーで「世界初」となるグリーンボンドを4月以降に発行する。製造拠点のグリーンビルディング化や、製造工程での省エネ化・効率化に必要な投資資金をグリーンボンド発行により調達する。大池工場の改修費用や、環境配慮型製品(ドリル)の研究開発・設備費用などが対象となる。発行額は50億円で、発行年限は5年。
「脱炭素への強い意志を込め別称を『OSG Beyond the Limit Bond』とした。発行後は投資の効果を示すレポーティングを行いESG/SDGs経営の高度化に取り組む。カーボンニュートラル時代のモノづくり産業への貢献を目指していく」(同社)。
(2023年3月25日号掲載)